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中山開催替り 05/12/01
中山・阪神開催に変わりますね。(^-^)
広いコースから小さめのコースに変わりますのでちょっと脳を切り替えていくことを常に意識しています。
特に東京などで上位着順を拾ってきた馬と中山で走るタイプというのは違いますので、そういう所を注意して予想しています。
例えば東京では長くジリジリと伸びれるような脚を持った馬が比較的上位を形成するのに対して、中山では一瞬の瞬発力を持った馬の方が上位を形成するケースが多いからです。これを簡単に集約すると持続力タイプと瞬発力タイプと言っていますが、中山では主に瞬発力タイプの方が向いていることが多いです。
ただし、あくまでも全般的な話で展開などによっては狙う馬が全然違うタイプであることもありますので、すべてのレースで瞬発力タイプが向いているというわけではありません。
一瞬の切れ味タイプというのは東京では長い直線のせいで良い脚を見せるものの、その脚を持続して使えないので最後まで伸びきれずに並びかけた所で持続力のある馬に負けてしまうケースが多かったのに対して、中山のように小回りの場合は仕掛けるタイミング一つでゴール前ギリギリで交わせるパターンが目立ってきます。これは位置取りの問題ではなくて、先行でも差しでも一瞬の切れる脚を使えるタイプというのがむいてきますので注目です。
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京都ダ1400m 05/10/17
週末になると雨が続いておりますが、来週こそは良い天気で競馬をしてもらいたいですね。
さて、京都ダート1400mで比較的狙うパターンの1つを取り上げたいと思います。今の時期は札幌開催なども終わったのと、夏場休養していた馬などが休み明けで出てきたりなどするので、前走がどこの競馬場を使っているかと言うのがかなりバラバラしています。
そんな中で、京都の1400mでは特に前走阪神ダート1400mで逃げて粘りきれなかった馬、前で厳しいレースをしている馬を積極的に狙っていきます。
特に天気がよくなって馬場が乾いてきたとしたら京都は完全な前馬場になるケースが多いので、比較的差しが決まりやすいコースの阪神ダ1400mで逃げ・先行している馬が京都のこの距離に出てきたときは狙いが立ちます。
この逆のパターンで京都→阪神と言うときは平坦の京都から坂のある阪神に変わるということもあるので、京都で逃げてよい着順を拾っている馬などが阪神で人気していたとしても、展開的に楽ができなければ着順を大きく落としてくる可能性もあるので馬券的には危険視した買い方をすることも出来ます。(^-^)
主にこの2つのコースでは、同じ距離なので前走に使っていたというケースが多いですから、年間に何度も使えるパターンです。(^^ゞ
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京都ダ1800m 05/10/12
好きなコースの1つとして、京都ダート1800mがあります。
このコースはコーナーまでの距離が短い方なので、1角の突入がカギになるコースです。阪神と違って直線に坂もないので、馬場が前に有利な状態ならばとても狙いを絞りやすいコースです。
単純ですが、狙いの原則は内枠の強い逃げ・先行馬を軸とし、出来るだけ相手も内枠に流すということにあります。
このときのポイントとしては、何でもこのコースなら買うというのではなく、このコースで狙いやすいような馬がうまく内枠に入ってくれたようなレースだけに絞り込んで狙います。1日にこのコースが使われるのは3回くらいですので、その3回のうちに1つでも理想の形があれば買うというくらいです。
馬場が完全な前馬場じゃなかったりとか、自信を持てないくらいの馬を強引に軸に選ばないことが何よりも大切です。買い焦るのではなく、チャンスは何度でも回ってくるので、1日にこのコースから1つでも狙えるレースがあればラッキーと思うくらいユッタリと構えるのがいいかと思います。(^^ゞ
仮に内枠の強い馬でなかったとしても、単騎で楽に逃げれそうな穴馬がいた場合は逃げ粘りに期待してみるのも面白いでしょう。ただし、こういう馬というのは力ではなくて展開利やコース利を利用しただけに過ぎないので、自信を持って買う感じではないですから、それ相応のオッズが見込める事と半信半疑で買う部分があります。
基本的に馬券を買うときにはいくつかのプラス要因を集めることで自信に繋げていきます。例えば、コース利+馬場利+展開利+馬の能力の高さ+騎手の判断力 といった感じで大きな5項目があったとしたならば、この5項目を全部プラスで満たす馬というのが自信をもって買える馬になるでしょう。それが、少しずつ欠けていくと買うに至らない馬へと脱落していきます。
基本的にはどんな時でもプラス材料を豊富に集めて、自信に繋げていきますので、少しでも材料が欠けると何らかの妥協をしなくてはならなくなりますので、その妥協に見合うだけのオッズであれば小額でも買う価値がある場合も考えられますし、オッズがなければ買う必要のないレースと判断することもあります。(^^ゞ
そんなことを踏まえながら、このコースの場合には出来るだけプラス材料の多いときに絞って、そういうレースが回ってくるまで焦らずにジッと待機することが大切だと思っています。(^^ゞ
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東京競馬場 05/10/05
久々の府中になりますね。(^-^)
東京というと直線が長いというイメージが圧倒すると思います。
直線が長い=後方脚質有利
と思われがちですが、一概にそうとも言えません。位置取りではなく、脚の使い方に着目してもらうと馬券的に有効です。小回りのコースであると、追い出してから一瞬でトップスピードに乗れるようなタイプの馬が成績を残しやすいですが、東京コースでは一瞬の脚よりも長くジリジリとでも伸び続ける事が出来る馬に有利なコースと考えています。(^^ゞ
つまり、位置取りが後方な差し馬ではなく、位置取り的な問題よりも瞬発力、持続力といった問題に比重を置くと理想です。むしろ位置取りでいうならば前に行ける馬の方が断然に有利です。前に行けて持続した長い脚を使える馬に有利なコースです。しかし、人気をするのは差し馬になりますので、馬券的には予想外の美味しいオッズに出会えることもしばしばあります。
基本的に外を大きく回すとロスの大きいコース形態ですので、仮に差し馬を狙うにしても外を回す馬ではなく内で溜めれるような差し馬を狙うのが東京コースを考える上での基本と据えています。そういった中で、積極的に外を回したがる騎手、内で溜めたがる騎手という性格というのも展開を考える上で1つの目安となってくるのは間違いないでしょう。(^-^)
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阪神ダ1400m 05/09/21
阪神のダート1400mはやや特徴的です。
スタート位置が芝の引き込み線からスタートということもあるんですが、このコースの特徴はやや後方待機の馬にもチャンスがある短距離レースです。
スタート位置が芝なので前半のペースが速くなりやすいのと、コーナーまで距離が十分にあるので、その先行争いが比較的長く続くために起こります。そして、直線には坂があるので前に行った馬が失速しやすいコース形態とも考えられます。(^-^)
逃げ馬が競り合うことなく、楽に行けば前で粘りますが、競り合いそうな展開が考えられるのであれば中団待機の馬を狙ってみると面白いコースです。
また、馬場が差し馬場になったならば、追い込みでも届いてくるので差し馬場の時にこのコースはとても狙いやすいコースです。(^^ゞ
スピード一辺倒ではなく、持続した脚を持てる馬に注目するのもポイントになります。また、このコースで逃げ潰れた馬が競馬場が京都に変わって京都ダ1400mに出てきたならば、このときの厳しい先行争いが良い方向に働いて逃げ切るパターンがあるので合わせて注目すると面白いコースだと思います。(^-^)
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中山ダートはギアチェンジ馬で 05/09/15
中山のダート1800mというのも特徴的な脚を持った馬が活躍するコースです。ただし、当日の馬場次第で微妙に狙いが変わるので注意しながら狙わないといけませんが、基本的にはギアチェンジ馬が活躍しやすいコース形態をしています。
ギアチェンジ馬とは次第にスピードを上げていく脚をもったタイプの馬です。追い込みとか差しとかそういう範囲を超えた馬の持っている本来の脚のことを言っています。(^-^) 馬には追い出してからいきなりトップスピードに乗って一瞬だけ速い脚を使う馬もいれば、ジワジワとスピードを上げていって最後まで持続して脚を使えるタイプの馬もいます。
そんな中でもギアを上げていくような感じでスピードアップできる馬というのが中山ダート1800mでは力を出しやすい傾向にあります。ただし、先ほども言ったように逃げ馬に有利なくらいの馬場状態だったりとかすると、上位に食い込んできても勝ちきれないなどもあるので、これは当日の馬場などを把握した上で馬券に生かしていかなくてはならないと思います。(^^ゞ
一番いいのはリプレイをみてその馬の脚の特徴をメモに残すか、残っているコメントを参考にして馬の脚を把握することです。それ以外で確認するのであれば、新聞などからもある程度予想することがかのうです。ローカル小回り開催を使って来た馬が多い時期ですから、こういう脚質の馬というのは届き切れずに3着とか4着とか掲示板にギリギリ載るくらいの着順を拾っている傾向が高いかと思います。
そして一番の特徴は通過順位から見る事ができます。例えば8-7-4-3→2着 とか、15-12-8-7→4着 など徐々に位置取りを上げていって4角の位置取りよりも着順を上げていることなどが1つの目安にもなってくるでしょう。これらの通過順位とコメントを両方とも照らし合わせるのが一番確信を掴むことが出来るので良い方法です。
ただの捲くり馬ではなく、シッカリと最後まで脚が使えるかどうかというのが重要です。小回りローカルでは捲くる馬も多いですが、最後まで長く脚を使えずに小回りというメリットをいかして粘りこんでいるだけの馬もいます。そういう馬というのは、中山のコースでは最後まで粘りきれずにむしろローカル小回りの時よりも着順を落しやすくなりますので、シッカリと最後まで脚を使えなくてはなりません。
良かったらちょっと注目してみてください。(^^ゞ
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中山といえば1200m 05/09/08
1200mといってもダートの方です。言わずと知れた外枠先行馬の有利なコースとして有名です。芝の引込み線からのスタートになるコースですので、外枠の方が芝を多く走れるというのことが良く言われますが、それはそんなに大きな影響があるとまでは思えません。
http://www.hide-s.com/corse/nakayama/img/nkd1200.GIF
それよりも、最初のコーナーまでたっぷりと距離があることで、外枠の方が自在に動いていけるというのが大きいように思えます。内枠で少しスタートが遅れたりとか外枠の馬の方が速い足を持っていると内に寄られて来るのでスムーズさを欠いてしまいます。
一方、外枠の馬はスタートダッシュがあまり良くなくても包まれる心配がないのでスムーズに上がっていく事ができるのも有利なポイントです。基本的には先行勢に有利なコース(距離)だけに展開予想をした上で少しでも楽に前に行ける馬を狙うというのが当然ながら最大のポイントになると思います。もし、同じような位置取りが考えられる脚質で能力も同じくらいと判断した場合には外枠の馬を選んで行く感じが丁度良いかと思います。
内から外まで先行馬が沢山いるようなレースで、どの馬がポンと逃げれるほどのテンのスピードがあると判断できないものなどでは、外枠の馬を中心に組み立てていく方が良いと思います。(^-^) 一番は狙いたい2頭の馬が外枠の方に入っていて、しかも楽に前に行けそうな展開だと判断したときに1点で大きく勝負などが出来るレースでしょう。(^^ゞ
全部のレースを買うわけではないので、少しでも買いやすい条件がそろったレースにだけ注目していくのが良いと思います。(^-^)
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2つの1600m 05/09/07
2つのマイルについてです。中山と阪神のマイルといえば内枠が有利で有名なのかもしれませんが、それぞれのコースの特徴をちゃんと理解した上で予想に役立てていくとより便利に使えるかと思います。それぞれ、スタート地点がポケットになっているのでスタートしてからコーナーまでの距離が短いために内枠が有利だといわれていますが…
中山↓(コーナーまでの距離239m)
http://www.hide-s.com/corse/nakayama/img/nks1600.GIF
阪神↓(コーナーまでの距離182m)
http://www.hide-s.com/corse/hanshin/img/hns1600.GIF
まず、中山のマイルですが、図を見てもらうと分りますが、スタートしてから緩やかなコーナーを終始回りながら走行していくコース形態になっています。中山の外回りは円のようなコースなので、スタートしてから最後の直線に入るまでずっとコーナーを回っているような状態になります。 なので、外を走らされる馬というのはなかなか内側に寄せるタイミングもなく終始外を回したまま最後の直線に入るため大きな距離ロスとなるコースをしています。ですので、内枠からスムーズに先行できるような馬が有利なコースです。
一方、阪神のマイルは同じくポケットからのスタートではありますが、コースの形状が△の形をしているのが分かると思います。中山は○なのに対して、阪神は△の形です。
スタートしてからすぐに△のカドのようなコーナーを迎えて向正面の直線になりますが、このコーナーが色々な影響を与えるのが中山と大きな違いかもしれません。(^^ゞ
桜花賞や阪神JFなどが行われる時には必ずと言って良いほど、スポーツ新聞などで見かけるのが「内枠有利」という事です。でも、実際には外枠の方が有利だったりします。(^-^; 普段は内枠が有利なコースなんですが、これは何個かの条件を満たした時だけ外枠の方が有利になります。桜花賞や阪神JFなどのレースが確率的にその条件を満たしやすいからいえることです。
●フルゲート(多頭数)
●ハイペース(先行馬多)
これがその条件です。実はこの条件が満たされると、最初のコーナーでは違った影響が出てきます。スタートしてから沢山の先行馬が最初のコーナーに殺到するので、外枠の馬も必死に内に寄せてきます。すると内枠・中枠の馬というのは外側から寄られて来るので急激に狭くなってしまいます。すると包まれてしまい、速い流れの中で中途半端な位置を前にもいけない窮屈な競馬を強いられてしまう事になってしまいます。思ったとおりの競馬が出来ずに速い流れにだけ揉まれてしまい、直線は位置取りも悪いまま伸びきれずに終わってしまうというのがコースの特徴にもなってきます。
外枠の馬はというと最初のコーナーを回るまでの距離ロスというのはありますが、向正面が直線になっているのでそこで外からスルスルと前に上がって行き、内側に寄せるという事が出来ます。距離的なロスはありますがノビノビとした競馬が出来るのが特徴的です。ただ、ハイペースになりやすいので、外枠を含めて後方待機の馬が良く伸びてきやすい条件もそろいます。それも外枠の差し・追い込み馬の方が有利です。
なぜなら、追い込み馬の場合はこれだけ頭数が多いと内を突いて来ることは難しいですから、脚質的にも外から捲くるように上がっていくのがベターです。内枠の追い込み馬の場合は内から一旦外に持ち出して上がっていくというロスがありますが、外枠の馬だとスタートしてしばらくは馬なりで追走して、そのまま外を上がって行けば良いので、一旦外に持ち出すという無駄な動きがない分だけ楽な動きができます。(^-^)
ですので、同じマイルでも中山と阪神では頭数などによって最初のコーナーへの進入予想が変わってきますので、ちょっとコースの形態を気にしながら予想に加えてもらえればお役に立てるかもしれません。(^^ゞ
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札幌開催 05/08/12
今週末から札幌開催に変わりますね。
札幌の特徴といえば、芝1800mと芝1500mになるかと思います。共に最初のコーナーまでが非常に短いコースです。特に1800mは比較的使用頻度が多いながらもコーナーまでが厳しいので予想をする際に特に注意を払う必要があると思います。
また、開催前半は完全な前馬場が想像されますので、そうなると道中でのロスというのが良いポジションを取れない材料になってしまうこともあるので注意しなくてはなりません。
芝1500mは使用頻度が少ないコースですが、変なペースになりやすいコースの1つで、例えば毎年のようにクローバー賞組というのは激走します。このコースは一見内枠が有利に感じられるんですが、レースを見ているとそうでもなく、内にいる馬はかなり窮屈な思いをさせられてしまうコースの1つともいえます。もちろんどういう馬がどういう枠に入っているかでレース展開が違いますので一概に言う事はできませんが、展開を考える上で、窮屈になるかもしれないという選択肢も頭の中に入れておくと役に立つかもしれません。
クラス編成も2開催を終えたので、休養を挟まなかった馬というのはだいたい一度は降級で走ってきたと思います。それで結果を出してきた馬とモタついている馬とに分かれてくるでしょう。この札幌開催からは秋に向けて始動して来る馬もいますので、休養明けの降級馬というのもソコソコ登場してくるものと思われます。モタついている降級馬よりも、休み明けの不安はあるもののフレッシュな状態の降級馬の方が人気も集めづらいですし馬券的な妙味も加わってきますのでちょっと注目してみると良いかもしれません。
この札幌2開催はここら辺にちょっと注目してみてはどうでしょうか。(^^ゞ
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中京競馬の狙い方 2005/03/01
日曜の競馬を終えて早くから回顧作成に取り組んだので平日にメルマガを書く余裕が出来ました。回顧では指数はどうやって使うと有効なのかと言うことについて説明してみました。各種指数を上手く使いきれていない方には参考になると思います。(^-^)
先週末にはコメント会員ページというのも作成してみました。用途は主にサポートと質問などをしやすい環境作りです。これからもコンテンツを増やしていこうと検討中です。
さて、今週末から中京開催が始まるので中京についてちょっと触れておきます。特に難しい競馬場ではないので深く考えすぎないのが一番かもしれません。その中でも狙いやすいコースを取り上げておきましょう。
中京の特徴といえば、小回りであること、直線が短いこと、直線が下り坂になっていることなどが上げられます。最後の直線ではあっという間にゴールを迎えているというのが特徴的です。
ダートは主に3種類の距離が用いられますが、中でも注意しておきたいのは1700mでしょうか。1000mに関しては他と変わらずに前に行ったもの勝ちのコースですから特に説明も必要ないかと思います。
他のローカルコースの1700mと比べると最初のコーナーまでの距離が比較的長いのが特徴です。そしてスタート位置が下り坂から始まるのもポイントになります。この2つを考えてもらうと分かるのは、小回りコースということでどの馬も良い位置取りをキープしようとスタートから必死に動いていきますので流れは自然と速くなって行きます。そして、それを加速させるのがスタート位置の下り坂です。下り坂なので前半からスピードに乗りやすいためより一層ペースアップすることになっていきます。
他の競馬場よりもややペースが速くなりやすい事を念頭に置いた予想が必要になってきますので注意しなくてはなりません。位置取りで考えるならば、中団よりも前が有利なのは他の競馬場と変わりはありませんが、先行勢の中でもやや後方集団につけている馬でもペースによって十分に届いてくる事があるので考えに
入れておく必要があります。(^-^)
芝コースでは2000mと1800mでは大きく違うコースになっているのも特徴的です。2000mは差しが決まりやすいコースなのに対して、1800mは前に有利なコースになっています。
狙いやすいのは数も多い1800mの方でしょう。コーナーまでの距離が短いコースで1角でロスの少ない馬を狙うのが基本となる分かりやすいコースの1つです。下り坂から始まるので前半からペースが上がるのはダート1700mと同じパターンです。外枠の馬はそのままの勢いで1角を外に振ってしまうケースが多いので大きなロスへと繋がっていきます。逃げ+先行で70%近くを占めるコースなのでロスの少ない先行勢を中心に狙っていくと比較的買いやすくなります。
暮れ以来の中京使用になるので、馬場の回復がどれくらいのものか気がかりです。暮れでは4分から外が伸びる馬場で差しに有利な状態でしたから、その点にも注目しながら見ていく必要があるでしょう。(^-^)
それと小回りコースの開幕週は極端に騎手の仕掛けが早くペースが上がりやすいので予想する時には想像よりもやや速いペースになることを加味しておくと良い調整が取れるんじゃないかと思います。
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中山短ダート 2005/02/25
前回は東京の短ダートについて書いたので、今日は中山の短距離ダートである1200mについて書いてみます。あまりにも有名な話ですが、スタートが芝位置からになって、外枠の方が芝部分を多少多く走れるのが特徴のコースです。
東京の短距離が外枠先行馬は比較的不利だったのに対して、中山の短距離は外枠先行馬が多少有利になります。ただし、レースパターンにもよりますのでどんなレースパターンでこそ外枠が有利になるのか、また内枠の先行馬が有利になる時はどんな時なのかと言うことを頭の片隅にでも置いておくと役に立つかもしれません。(^-^)
※ポイントはスンナリと前に行くこと
これが第一と言ってもいいでしょう。スンナリと前に行ければ内枠だろうと外枠だろうと関係ないのがこのコースの特徴です。では、なぜ外枠が有利と言われているかというと、ハッキリ言って短距離のコースは外枠の方が有利なことの方が多いんです。(^^ゞ 何故ならば、力のある先行馬でも内枠からスタートで一歩か二歩遅れてしまうと包まれて出しどころがなくなってしまうのに対して、外枠ならば包まれる心配がないので力があれば巻き返しが十分に出来るからです。なので、短距離の場合は位置取りをいかにしてキープすることが出来るかという観点から外枠の方が不利になるケースが少ないと言うだけの話だったりします。
それに加えて、外枠では芝部分を多く走れるのでスピードが乗りやすいので先手を取りやすいという条件がそろってくることになります。しかし、仮に内枠であきらかに楽に先手を取れそうな馬がいたならば、それは迷わず内枠の先行馬を狙っていく事になるでしょう。つまり、どれが先手を取るが微妙な時には外枠の方が多少有利で安心できる範囲にいるというのがコースの特徴であって、断然に外枠ばかりが有利であるというように思い込んでしまうと内の先行馬にアッサリとやられてしまうこともあるので注意したいところです。(^-^) またややテンに遅い馬だが能力的には高い馬というのは外枠の方が自在に動くことが出来るので理想の枠となります。
もちろんこれらは前馬場条件になりますが、1年を通して中山開催では狙いやすいコースの1つとなるので好きなコースです。コツとしてはゴチャゴチャしそうなレースは選ばずに、どの馬が前に行くのかハッキリとしているようなレースだけを選び出す事じゃないでしょうか。(*^^*)
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東京短ダート 05/02/12
今年初のメルマガですかねー。(^^ゞ 年明けから変則開催や小倉競馬場に行ったりなどしていてかなりバタバタしておりました。落ち着くのに1ヶ月くらい掛かってしまいました。(; ̄ー ̄A
アセアセ・・・ 回顧で毎週1万字くらい書いているのでソレでバテてしまうという一説も…(笑)
さて東京開催も残りわずかとなりましたが、まだまだ搾り取れると思います。この時期はダートのレースが断然に多いですが、特に狙い目になるのはダートの短距離路線である1300mと1400mだと思います。
東京コースは直線が長いのでついつい差しの決まりやすいコースだと思ってしまうのかもしれませんが、東京コースを苦手としている人の多くは狙っている馬の脚質が後方過ぎます。そういう脚質の馬が極端に人気しやすいのもあるんですが、あまり後方からでは実際には届きづらいコースです。もちろん差し馬場にでもなれば話は別ですが、多くの場合は前馬場で行われることが多いので実際には想像しているよりも後方脚質は届ききれずに3着や4着などといったケースが多くなります。
もっとも狙いやすいタイプの位置取りは4角で3〜6番手くらいです。その位置取りで4角を大きく外に振らないで回ってこれる馬が断然に有利になります。あまり外を回してしまうと内を突く馬と比較してかなりの大きなロスになってしまいますので、外を回すくらいならば内を突いてくる差し馬の方が伸びやすいです。4角で何頭かが横並びになる時の目安としては内から3頭以内が理想です。それ以上外を回すようだとかなり能力的に恵まれている必要があります。
短距離のダートで前馬場ならばそういった位置取りを重視して考えていくと人気や後方脚質に惑わされることなく軸馬を選出することが出来るので比較的狙いやすいコースです。紐には外を回す能力のある馬などはピックアップしてもよいでしょうし、後方脚質の馬を選んでもいいでしょう。何はともあれ、軸馬さえ条件を満たしていればそれだけで当てる確率は断然に上がってくることでしょう。(^-^)
久々ですが今日はミニコラム程度で。(^^ゞ
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福島開催始まる… 04/10/21
7月以来の福島開催が始まります。前回の最終週は馬場の真中が伸びていましたが、どこまで回復しているかが注目になるでしょう。例年、この時期は芝が張りなおされている部分が多かったりしています。東京などの開幕週とは違って、比較的馬場が良いというイメージがないので慎重に攻めて行きたいです。
さて、それらも含めてですが、福島の開幕週は早仕掛けが多くなります。先週まで京都や東京といった広いコースで競馬をしてきた騎手ばかりですから、小回りコースに変わるという意識は誰もが持っていますので、早めに動かなくては競馬にならないと考えます。それが逆効果となって、早めに動くことで脚を使ってしまい失速に繋がり、結果的にはその後ろを追走していた馬の差し込みというのも考えておかなくてはなりません。
また、レベルが一気に落ちる開催になると思います。一昨年くらいまではこの時期の福島開催で3歳未勝利が最終開催となっていたのですが、今年を見てもらっても分かるように前開催で未勝利戦は終わっています。それによって500万下のレースが主体となりますが、未勝利馬がこれら500万下に参戦してくるケースが考えられます。それだけレベルの低い戦いが想像できるので、より早仕掛けによる差し込みというのが活性化される可能性があります。(^^ゞ
開催初日はいきなり馬券に手を出さずに、まずはこれらの項目をチェックしなおして、早仕掛けがあるのか、レベルがどれくらい低いのか、馬場は何処が伸びているのかと言うことに気をかけることから始めたいです。
恐らく開催の後半になると馬場も一気に悪くなってくるでしょうから、可能性としては3連単でも今までの中で最高配当というのも出てくるかもしれません。(^^;;;
特にそういう馬券が出やすそうな条件がそろいそうな気がします。
<秋の福島開催のワンポイントチェック>
◆馬場のチェック
◆仕掛けのチェック
◆レベルのチェック
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新潟を狙おう 04/07/30
基本的に新潟開催は大好きです。なぜなら紛れも出やすい一方で狙いやすいレースもあるのが特徴なので、狙えるか狙えないかがハッキリとしてきます。また、勝負しづらいレースでも手広く流して穴を狙いやすいレースなどがあるのも新潟の特徴です。
新潟は広いコースだという印象が強いですが、芝の内回りやダートコースは他の競馬場と大きく変わらないので馬場さえ分かれば難しいことを考えなくても普段どおりの狙いで十分です。しかし、面白いのはやはり直線の長い外回りコースと直線1000m線です。
今回は紛れがでやすい新潟外回りについて穴馬のヒントみたいのを伝えて行きたいと思います。(^-^) 新潟の外回りは極端に直線の長いコースとして有名です。直線が長いということはそれだけタフなコースということです。直線が長いから単純に差し馬を買おうというのでは到底馬券で成果は出てこないでしょう。(^^ゞ
前にも言ったように差し馬にも色々な種類の馬がいますから、同じ差し馬でも一瞬の瞬発力勝負の差し馬を買っていたのでは馬券でコンスタントな結果には繋がってこないと思います。
この外回りコースで重要なのは長くいい脚を使える馬です。差しや先行などの脚質にこだわらずとにかく追い出してからバテずにジリジリと長く脚を使える馬です。脚質の位置取りというのはその日の馬場や展開によって考えればいいだけで、同じ長く脚を使える馬でも前にいて長く使える馬の方が向くのか、後方から長く脚を使う馬の方がむくのかというのはそのレースによって違ってきます。しかし、分かることは長く脚を使える馬であるに越したことはないということです。(^▽^;)
この外回りの狙い方は今までに何度か伝えてきていますので5アップ馬などでの狙いはすでに知っている人が多いかと思います。また、提供しているコメント内にも馬の特徴にあわせてどういう脚が使えるかというのが記載されている馬もいるのでそれを参考に狙ってもらえればと思います。そういえば、前回号で2歳未勝利戦について触れていましたが、新潟替りで非常に分かりやすいコメントで勝ち上がった馬がいましたね。
7/3の福島の新馬戦に出ていた馬でストラスアイラという馬が先週の新潟で勝ち上がりました。福島の時のコメントが以下の通りでした。
◆3着ストラスアイラ
【7/3最後までシッカリと伸びる脚は良い。もう少し距離伸びたら脚が生きてきそう。新潟で発揮できるかも。】
新潟に変わって距離延長で外回りともなれば理想の条件がそろってこれで単勝1140円もついてました。(^▽^;)
これも良い例ではありますが、長く脚を使える馬というのは新潟の外回りに変わって力を発揮しやすい環境になってきます。それをいかに判断して馬券に絡めて行くかというのが一番大切なところです。(^-^)
長く脚を使える馬という以外で穴を開けやすい馬のパターンを1つ教えておきましょう。それは前走でダート使用している先行馬です。このタイプは人気になりづらいにも関わらず前に行って粘りこみ3連複などでも穴をあけやすいです。この手の馬が絡んでくるのにはちゃんとした訳があって、ダートでタフなレースをしてきているのが芝の外回りに変わっても十分に生かされるからです。なので、軸にしないまでもそういうタイプで人気のない馬はちょっとだけでもヒモに絡めておくと思わぬ高配当になったりしますので意識しておくと良いかもしれません。(^-^)
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東京開催に向けて 04/4/16
随分とご無沙汰になってしまいました。(~_~;)
その間にクラシックシーズンも始まり、本格的な春競馬の到来となりました。来週からは早くも東京と京都に場所を移していくことになるので1週早めに東京開催について触れていきたいと思います。
東京はコースの改修が行われてから着順がハッキリとしやすくなったように感じます。例えば中山では連軸候補までに挙げられる馬が多いのに対して、東京だと単軸候補が分かりやすくなります。これは直線が延びたことによってゴール直前で改修前までは届かなかった馬がギリギリ届く傾向にあるからだと思います。そういう意味では今後発売される3連単は特に東京では有効に使えるかもしれませんね。(^-^)
さて、東京コースのポイントは馬の「脚」にあります。中山などの小回りコースではどちらかと言うと一瞬の切れ味に長けるタイプの馬に向いているのに対して、東京では長く脚を使える「持続力タイプ」に向いてきます。
例えばこのような持続力タイプが中山で結果を残すには、強引な捲くりなどで早めに先頭に立って押し切るようなレースをしなくてはなりませんが、東京に替わることで無理に動かなくても十分に直線で追い上げる事が可能になります。一方、中山などで好結果をだしている「一瞬の切れ味タイプ」の馬は直線が長くなることでごまかしが利かなくなってしまうためゴール寸前で伸びきれない結果に繋がってしまうのが特徴です。
「持続力タイプ」「一瞬の切れ味タイプ」と聞くとついつい脚質「逃・先・差・追」などでどの分類に入るかと分けたくなってしまうかもしれませんが、実際には位置取りの問題ではなく使える脚は馬の性質によって違うと思います。例えば、「持続力タイプ」の馬にも逃げ馬もいれば追い込み馬もいます。もちろん「一瞬の切れ味タイプ」においても逃げ馬も追い込み馬もいます。これはそれぞれの馬が使える脚の特徴に過ぎません。
そして同じ「持続力タイプ」でも「長く切れる脚を使うタイプ」の馬もいれば、「長くジリジリと伸びるタイプ」の馬もいます。
「一瞬の切れ味タイプ」も同様にどれくらい切れる脚を使えるかというのは馬によって様々です。それを上手く活かした乗り方をするために脚質があるともいえるでしょう。むしろそれを無視した騎乗
をする騎手では、その馬に対して好結果を残せないといえます。
例えば「長くジリジリと伸びるタイプ」の馬であれば、持続する力はあるが、速い脚を使えないと言う事ですから、道中で後方の位置取りをしていたのでは一向に前にいる馬を捕まえることはできず、前の馬が垂れてくれるのをひたすら祈るばかりになりますが、こういうタイプの馬が積極的に逃げて直線に入るまでに後続を引き離すような逃げが出来たならばその前半でのリードの分だけ逃げ切れる可能性が出てきます。また「長く切れる脚を使うタイプ」であれば、中団待機からでも良い脚を使えるので最後までシッカリと伸びて差しきることが可能になるでしょう。もちろん馬によってどれだけ持続する脚があるかはマチマチですから予想をする上ではそれらの脚と位置取りを比較してどちらが優勢であるかと言う事を考えることに繋がります。そういう面から予想をしていくと東京コースというのは比較的どちらが優勢になるかというのがハッキリと出やすいので着順としてどちらが上になるかが判断つきやすくなるということが改修後1年での結論です。(^-^)
もちろん「一瞬の切れ味タイプ」の馬が好戦できないわけではありませんが、この手のタイプは直線の長い東京では脚の使いどころが非常に難しく、改修前ならばギリギリ粘らせて1着を取れた乗り方をすると今ではギリギリ差し返されてしまう傾向にあると感じます。
東京コースで「長くジリジリと伸びるタイプ」のAという逃げ馬がいて、「一瞬の切れ味タイプ」のBという先行馬が追走していたようなレースがあったとします。直線の残り300mくらいで逃げるA馬をB馬が一瞬の切れ味を使って差したとしても、B馬はその後脚がバタバタになってしまい結果、持続して脚を使えている逃げ馬Aに差し返されてしまいます。これは差し返しているのではなく、単純にAは自分のペースで最後まで持続してジリジリと伸びているのに対し、Bは一瞬の脚を使って交わしたものの、その後は脚が止まってしまってバタバタと失速してしまうので結果的にA馬が差し返したように見えるだけです。(^^ゞ
展開によっては更に外からC馬という「長く切れる脚を使うタイプ」の差し馬が飛んでくる可能性が十分にあります。そうすると馬単で考えればC→Aの組み合わせが考えられ、B馬は不要になってしまいます。しかし、人気をしているのはだいたいB馬となります。何故かと言うと、中山のような小回りが前の開催ですから、そこでは十分な結果を残してきている可能性が高いので当然ここでも人気になるからです。一方中山では上手く脚を使うことが出来なかったA馬やC馬などは若干人気としては評価を落としている場合があります。このようにして考えると開催替わり1戦目は配当的にも狙い目が高くなります。一度東京で走って結果を出してしまうとA馬やC馬は2〜3週後にまた東京に出てきたときには人気になってしまうので妙味がなくなってしまいます。よって馬場や展開も考えながら適切な馬をピックアップして狙い込むことで東京開催を上手く利用することが可能となりますので是非注目してみてください。(^-^)
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中山芝1600m 04/2/26
中山の芝1600mといえば、今さら言うまでもなくトリッキーなコースとして有名です。
http://www.hide-s.com/corse/nakayama/img/nks1600.GIF
このコース図を見てもらっても分かるようにスタートしてから外回りコースをグルっと回ってくるコースなので、常にカーブを回っている状態のコースをしています。
これはどういうことかと言うと、スタート直後から外を回してしまうと直線に入るまで内側のラチ沿いに入れる事ができず、終始馬場の外側を通されることになってしまいます。
最初から最後まで外を通さなくてはならないと言うことは、最内を通る馬とは全く走る距離が違うことになってしまいます。
阪神の1600mもスタートしてから直後にコーナーがあるコースなので比較的外枠には不利なコースとなっていますが、それでも向正面には直線があるので、そこで状況によっては上手くコース取りを修正することが可能です。
どちらのコースも外枠に有利とは言えないコースということは誰もが知っていることとは思いますが、中山と阪神ではこの点に決定的な違いがあると思います。(^-^)
中山では単純に内枠を狙うという訳ではなく、それぞれのレースによってメンバーも違えば展開も変わります。枠で考えてしまうのではなく、外枠からでもスムーズに内側を取れるのであれば、積極的に狙えるでしょうし、もちろん内枠から先手を取れるタイプがいるのであれば自然と浮かび上がってくる事となるでしょう。(^^ゞ
予想をする際には常にどの馬が一番楽にレースを進めることができるのかと言う事に着目して考えていますが、特にこのコースではそれが極端に出やすいコースでもあるので、トリッキーなコースだけに特徴さえ把握してしまえば狙いが立ちやすいコースとも思っています。(^-^)
一番単純に狙うならば、全ての1600m戦を買うのではなく、馬場が前に有利な馬場であれば、内枠に強いと考えられる先行馬が1頭居た時にだけ軸馬として流してみるのが簡単に取りやすいコツだと感じます。
これはいくらトリッキーなコースだからと言って全部の1600m戦で狙えるというわけではなく、より簡単な作業として考えるならばこのような手段を選ぶと馬券としては比較的成り立ちやすいものであると理解してもらえると良いのではないでしょうか。(^-^)
ただ馬場状態には注意を払う必要はあるでしょう。
今年の第1回中山開催が1ヶ月ほど前に行われていたことと、暮れにも中山が行われていたことで、第1回の最後の方では内外問わず全体的に芝の傷みが残っていました。
気候的に暖かい日が最近は続いていますが、1ヶ月程度でどれくらい芝の回復が見られるかという点に関しては気がかりです。
CコースからAコースに変わり、全体をオーバーシードしていて馬場の状態は良好との発表がありますが、有馬記念以来使用していなかったAコースに戻るので、実質内側だけが丸2ヶ月使用されていないですから、馬場の5分から内の方が伸びる状態になっている可能性は非常に高いように感じられます。
前号で小回りに変わる事での騎手の心理ということに触れましたが、この点にも注意しながら、これらのことを総合して考えるとできるだけ緩い流れになりそうなレースで内側を通れる先行馬狙いが現状では視野に入ります。
あとは当日に馬場状態が想像しているものに近いかどうかということに着目してレースの進行を見守ってから参戦することが大切だと思います。(^^ゞ
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G1ダートの日 04/2/20
いつも思うことですが、何故かダートG1がある日はダートの性質が前の週と比べても大きく変わっています。
それがG1当日だけの日もあれば、G1の週ということもあるのでなんともいえませんが、少なくとも当日は何かがおかしいです。(~_~;)
砂の深さが変わっているのか、散水量が極端に多いのか理由は分かりませんが、極端に差しが決まる馬場だったり、極端に前が残る馬場だったりするので、今週はフェブラリーSがあるので東京のダートには注目です。
そもそもダートのG1自体が府中でしか行われないことと年間に2鞍しかないこともあるので偶然の可能性は考えられますが、どちらにしても極端にどちらかに有利な馬場になればそれほど馬券を買いやすい条件はありません。
そもそも東京では差しタイプの馬に人気がよりやすい事が多いので、出来れば極端に前が残るような馬場になってくれるならば配当的な妙味も大きくなりそうです。(^^ゞ
実際にはもちろん現時点でどういう馬場になるかは全く想像もつかないので、最終的には当日の馬場に注目する以外ありませんが、念のためこのような事があることを頭に入れた上で馬場に注目していると早い段階で極端な馬場に気づく可能性は高くなるでしょう。(^-^)
もちろん何の変化もなく先週同様の馬場であることも考えられなくはないので慎重に馬場診断をしなくてはなりませんね。
書きたいことはこれだけだったんですが、思った以上に文面がコンパクトに収まってしまいました。(^^ゞ
ここでフェブラリーSの展望を…とでも言いたい所ですが、相変わらず前日になるまで出馬表はみないので、もちろん何が出走してくるかも全くしらないので無理です。(-"-;)
このコースでどんな所に注目するかをちょっと考えてみましょう。
東京コース自体が基本的に長く脚の使える馬に有利となるので、馬場と展開を考えた上でどれくらいの位置取りが有利になるかということからまず考えていきたいです。
コースの特性からは極端に枠順の有利不利は感じないコースなのであまり気にすることはなさそうですから枠よりもそれらを考えた上での位置取りを重視したいと思います。
また、このコースで常に気を使うのは距離経験です。
同じ東京の1600mでの経験があれば文句ありませんが、短距離の1200や1400mだけに実績があり、それ以上の距離で実績のないタイプはクラスが上がるほど割り引きたくなります。
東京1600mでの実績がないのであれば、他の競馬場で中距離をこなせるくらいの実績はぜひとも欲しいところです。
逆に短距離だけに実績が集中しているタイプはちょっと控えめに考えてみたくなるコースです。未勝利や3歳500万条件などではあまりそこまでは気にしませんが、準OPから上になると特に気にかけたくなる部分です。
展開と馬場から理想の位置取りを考えて、これらの条件を満たし、長く脚の使えるタイプがいれば買ってみようかと思います。(^^ゞ
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東京競馬の狙い方 04/2/12
先日、ある人から東京開催に変わって全く当たらなくなったとの相談を受けたのでその時に話したことをちょっと書いてみます。(^^ゞ
中山開催ではそれなりに当たっていて、東京開催で全くと言っていほど成果がでないと言うことで、一番考えられる事は直線の長さを気にしすぎだと言う事です。
直線が長くなるから差しに向くというのは安易過ぎる考え方で、しかしついついそのように考えてしまいがちな部分でもあると思います。(~_~;)
中山のような小回りなコースと東京のような広いコースでは位置取りの差が大きく生じるのではなく、脚の使い方が大きなポイントになってくると思います。
例えば、先行することに有利か追い込むことに有利かと言うのは中山でも東京でも展開や馬場の影響によって大きく変化することだと思います。なので、かりに中山で前に有利な流れと判断できるようなレースであれば、当然ながら東京でも前に有利な流れであることには違いありません。
しかし、このように直線の長さを意識しすぎるとついつい後方脚質の馬から狙ってみたりして、調子が狂ってしまうんだと思います。(^^ゞ
なのでペースによる位置取りの差は中山でも東京でも基本的には同じだと考えています。
しかし、先述したように脚の使い方が大きなポイントになると思っています。脚の使い方とは2つに分けて考えてしまうと、一瞬の切れ味タイプと長くジリジリと伸びれるタイプです。これは先行馬でも差し馬でも同じ事がいえます。(^-^)
例えば中山では前者の一瞬の切れ味タイプがどちらかといえば向く傾向にあります。
展開面もあるので一概に全てとは言えませんが、想像してもらうと分かりますが、中山では一瞬の切れ味タイプの馬が、直線でビュッと一瞬伸びて、先頭に立ったところがゴールとなります。
例えば持続して長く脚が使える逃げ馬タイプの馬がまだ最後までジリジリと伸びているのにゴール前でちょっと交わされた所がゴールになってしまいます。
しかし、直線の長い東京だと、このパターンで一瞬抜かれたとしても、一瞬の切れ味タイプの馬はビュッと伸びてピタッっと減速するので、最後までジリジリと伸びている逃げ馬にもう一度差し返される可能性が高くなると言う事です。
これはたまたま逃げ馬と先行馬に着目した例ですが、あとは馬場と展開によって、どの脚質を狙っていくかというのは中山を考える時と変わりません。差し馬に有利な展開であれば、同じ差し馬でも一瞬の切れ味タイプと持続して長く脚を使えるタイプでは同じ能力ならば後者を選びます。
これは芝でもダートでも同じ事が言えますが、これからだと芝は少しずつ内の馬場が悪くなっていくので、ペース以外に良い馬場を通した馬というのが浮上してくるため、露骨な結果としてはダートの先行馬狙いで持続する脚を使えるタイプが一番狙いやすい所です。(^^ゞ
中山よりも東京の方が向くタイプとして一例を挙げるならば、中山のダートでは中団から捲くるような競馬をしなくては前に届かなかったような馬は東京に替わる事で比較的レースをしやすくなります。
もちろんペースも考えて位置取りの適正を視野に入れてあげなくてはなりませんが、中山で捲くるように脚を使って最後まで垂れていないものの、先行勢に追いつけなかったような馬は100%ではありませんが、基本的に長く脚が使えるタイプとも判断できます。
切れる脚が使えないために、中山では早めに動くしか結果を残せなかっただけで、しかも一瞬の切れ味タイプの馬までは捕まえ切れない結果が続いていたならばなおさらです。(^-^)
ただし、中山で蛯名が騎乗して捲くっていたような馬は脚のタイプに関係なく捲くる人なので注意しなくてはなりません。(~_~;)
先行馬のジリジリ伸びる馬の判断の仕方は文章で説明するのはちょっと難しいんですが、中山の時のレース結果などをみて、どういう馬に差されて敗退しているか、またどこまで粘り込めているかという点を結果から見ているとだいたいは把握できます。(^^ゞ
あとはコメントにも一部脚のタイプを書き残している馬もあるので、そういう所をうまく使ってもらうと東京コースを特に苦手とすることはなくなるんじゃないかと思います。むしろ東京の方がハッキリとすることが多いので、馬単の頭流しとかで狙いやすくなることも多々あります。
芝のレースで穴をあけそうなタイプにちょっと触れておくと、過去に芝で十分に走れる経験がある馬で、前走はダートの逃げや先行をしていてそれなりに粘り込んでいるタイプの馬は穴候補になるかと思います。
3連複などで買うときに、そのような馬がいたならばちょっと押さえてみるのもよいのではないでしょうか。(^^ゞ
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今の中山のダート 03/12/10
ちょっとリアルタイムなお話です。
先週の中山ダートからですが、土曜日は雨の影響で様子が違ったものの乾いた日曜日の1200m戦では完全に前残りのレースが続きました。
中山の特徴としてはダート1200m戦とダート1800m戦では絡みやすい脚質が異なってくるため狙い方が変わってきますが、先週の日曜のようなダートが維持されるならばかなり狙いやすい状態にあります。
開催替わりと言うこともあるので、多くの馬が前走は東京を使っており、東京の長い直線とわずかな距離の差が影響して結果を残しきれていない馬の台頭も目立ちます。
例えば日曜10Rのイダテンなんかは前走で東京の1400mを使って残しきれずに負けていましたが、テンのスピードはかなりある馬なので、行ききった馬が押し切れる馬場であった以上、頭で買いやすい馬と判断できたと思います。
このイダテンのレースに関して言うならば、イダテンのスピードがメンバーの中でも一枚上なので、そのスピードについていく先行勢がペースに潰されて2着には堅実な差し脚をもっているテンケイが差し込む結果でした。
つまり勝ち馬以外の上位入選馬が差し馬ばかりなのはこの影響で馬場が差しに向いたのではなく、イダテンが作り出す流れによって先行勢は最後まで脚が持たなかったということになります。
また、このレースの馬券を考える際には、馬場を考えればイダテンの頭からの馬単が妥当と考えられるレースでした。
なぜなら、イダテンが2着に来る可能性よりもスピードで押し切って勝つか、もしくは体調面なども含めての惨敗のどちらかが考えられるので、勝つか負けるかの勝負になると判断できるでしょう。(^^ゞ
馬連で1800円台、馬単で3000円台ですから、その差は大きなものになります。
無論、微妙に差されて2着になる可能性もないとは言えませんが、スピードで押し切るタイプの馬ですから、負けるならば3着以下の惨敗の可能性の方が高いと考えられるということになります。
このレースに関してはイダテンのスピードによる展開が2着に差し馬を引いてくる形のレースとなりましたが、当然馬場を考えれば前同士の決着になる馬場と判断できます。
馬場だけでは馬券になりませんし、展開だけでも馬券になりませんが、どちらも複合させることで馬券に繋がってきます。
この場合なら軸は馬場の恩恵を受けるイダテンとなり、そのイダテンがつくるペースによって展開面から紐が選び出されるという具合です。(^-^)
今週末が必ずしも前馬場とは限りませんが、先週同様の前馬場ならば同じ短距離戦を中心に馬券の組み立てをするだけで十分に儲けを確定できそうです。何よりも当日の馬場に注目です。(^-^)
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開催替わり 02/9/30
今週から開催替わりですね。芝はどこも前有利の絶好の馬場になってくれていることと思います。京都に関しては直線が平坦になるので阪神に比べてゴール前での入れ替わりが少なくなることも考えれば狙いやすいコースになります。
場所・距離 レース数
逃げ 先行 差し 追込
マクリ
京都・芝1200m 14
21.4% 46.4% 32.1% 0.0% 0.0%
京都・芝1400m 14
17.9% 14.3% 57.1% 10.7%
0.0%
京都・芝1600m 24
18.8% 35.4% 39.6% 6.3% 0.0%
京都・芝1800m 17
5.9% 55.9% 23.5% 14.7% 0.0%
京都・芝2000m 17
11.8% 32.4% 38.2% 17.6%
0.0%
京都・芝2200m 7 7.1%
21.4% 42.9% 28.6% 0.0%
京都・芝2400m 10
20.0% 40.0% 25.0% 10.0%
5.0%
京都・芝3000m 1 50.0%
0.0% 0.0% 50.0% 0.0%
京都・芝3200m 1 0.0%
0.0% 100.0% 0.0% 0.0%
京都・ダ1200m 50
27.0% 53.0% 15.0% 5.0% 0.0%
京都・ダ1400m 47
22.3% 54.3% 21.3% 2.1% 0.0%
京都・ダ1800m 70
25.7% 53.6% 16.4%
1.4% 2.9%
やはりこの京都開催が始まったとなれば、ダート1800mをトコトン狙いたくなります。完全に内枠先行馬が強いコースです。京都のダートコースは阪神よりも直線が長く思われがちですが、実は京都の方が短くてなおかつ直線に坂がないので、断然で先行馬が有利になります。また、レース数も多いので京都ダ1800mを極めておくに越したことはありません。
メンバーを見て内枠から楽に先行(逃げ)出来る馬を中心に組み立てて行くだけです。少しくらい能力で劣っていても展開利を活かして最後まで粘り込んで穴になるパターンもあるので必ず注目しておきたいところです。上の表は今年の3回開催までのデータですが、差し馬の台頭が極端に低いのも見て取れます。ほとんど1200mのレースと連体している脚質が変わらないですね。それに比べて1400mは逃げが少し減って差しにシフトしています。
京都開催はダートさえ制してしまえば十分なプラスを引き下げて終えることが出来るコースなので、金になるダートを中心に考えてキッチリと極めてみてはどうでしょうか?(^^ゞ
逆に中山のダートは少しクセがあるダートです。一応中山ダートの狙いパターンと言うのはあるんですが、ダートの質が今回どのように変わっているかを確認してから後々に何処かで書いてみようかと思います。中山は直線の坂の影響もあるので馬場をキッチリと見分けるまでは京都を中心に考えたいです。
場所・距離 レース数
逃げ 先行 差し 追込
マクリ
中山・芝1200m 12
16.7% 50.0% 33.3%
0.0% 0.0%
中山・芝1600m 19
15.8% 44.7% 34.2%
5.3% 0.0%
中山・芝1800m 12
12.5% 29.2% 50.0%
4.2% 4.2%
中山・芝2000m 11
18.2% 40.9% 27.3%
13.6%
0.0%
中山・芝2200m 4 0.0%
62.5% 12.5% 12.5%
12.5%
中山・芝2500m 5 30.0%
40.0% 30.0% 0.0%
0.0%
中山・ダ1200m 56
21.4% 59.8% 17.9%
0.9% 0.0%
中山・ダ1800m 62
17.7% 49.2% 24.2%
1.6% 7.3%
とりあえず中山はダートは様子を見て、開幕週の芝を利用した馬券の組み立てをしていきたいと思います。
福島も開幕週の前有利な芝を利用して馬券の組み立てをすれば比較的簡単に狙いが立つと思います。ただ、福島と言えばやはり差し馬場になったときが一番美味しい馬券となるので、馬場の移り変わりに大きく注目して開催中盤から後半に掛けて狙い撃ちするのが理想的ですね。(^^ゞ
場所・距離 レース数
逃げ 先行 差し 追込
マクリ
福島・芝1000m 1 50.0%
50.0% 0.0% 0.0% 0.0%
福島・芝1200m 25
28.0% 42.0% 26.0%
4.0% 0.0%
福島・芝1700m 2 0.0%
50.0% 50.0% 0.0%
0.0%
福島・芝1800m 14
14.3% 39.3% 42.9%
3.6% 0.0%
福島・芝2000m 9 16.7%
38.9% 33.3% 0.0%
11.1%
福島・芝2600m 3 0.0%
66.7% 33.3% 0.0%
0.0%
福島・ダ1000m 14
35.7% 50.0% 14.3%
0.0% 0.0%
福島・ダ1700m 22
22.7% 56.8% 18.2%
0.0% 2.3%
この開催でやはり一番簡単なのは京都のダート1800mでしょうねぇ〜。(^^ゞ
1日に何鞍も組まれる距離なのでその中から1つでもパターンにハマル馬を見つけられれば、その日は勝ち逃げ出来ると思います。
開催が始まる前にもう一度コースの特徴などをチェックしてみては如何でしょうか?大切なのは前開催から頭を切り換える事ですから…。(^-^)
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