東京ダ1300m



★コーナーで外を回すとかなりのロスのなるので内で持続した脚を使える馬
★差し馬なら内で溜める馬か、4角で外目にロス最小限で上がって行ける馬
★前半レースなら善臣の逃げ・先行には注意



コーナーまでの距離は300m少々で他の中央コース4場の1200m戦と比べてもコーナーまでは短くなっているのが特徴です。ダートコースの改修点でもっとも影響をあたえているのが、直線距離の延長です。直線が502mとなったことにより、旧来は完全に先行馬で残れていた馬場状態であっても中団位置から巻き返しが利くコースへとなりました。ただし、馬場が前であれば後方から追い上げる馬は2着、3着争いまでとなることが考えられ、基本的には長く脚の使える内枠の先行馬がいれば最も有利にレースを運べることに違いはありません。また、馬場が差し馬場に変化したときなどは、差し位置だけではなく、追い込み位置でも十分に届くだけの直線距離があり当日の馬場の傾向には常に着目しておかないと馬券が買いづらいダートコースともいえます。

 コーナーまでの距離が比較的短いのと直線距離の延長により、外枠からの先行馬でスムーズにコーナーを回れずロスを受ける馬は後方脚質の馬に直線で交わされやすいコース形状をしているので、メンバー構成によってそれらの馬には大きな割引を加えて考える必要性があります。