京都芝2200m

隊列が縦長になるようならば持続力タイプ
隊列が固まるようならば瞬発力勝負
脚質は展開によって逃げ〜追い込みまで様々なレースが見られる
内回りとの合流地点で内側がポッカリ開くので馬場が内に有利ならば内で溜めている馬に向く
★外差し馬場ならば3角からの下り坂を利用して一気にスピードに乗ってくる差し馬の伸びに注目

 
 スタートから1角までは397mと十分なので、前半から極端に展開が動く事は考えづらく、出走馬に応じて比較的展開を考えやすいコースで2400mと似たように考えるのが良い。

 レースが動き出すのは下り坂となる3コーナーを過ぎた辺りからで、ここで逃げ馬との距離が長いと後続勢が一気に動き出すので、展開を考える上ではどこでレースが動き始めるかというのが大事なコース。

 また、行く馬がおらず、少頭数となる場合には隊列も縮まって完全な瞬発力勝負となる傾向も持ち合わすので比較的オーソドックス。

 ただ2200mという中途半端な距離なので距離適正には注目しておきたい。

 2000mまでの馬や、2400m以上欲しい馬なんてのもいる中で2200mというのはポイント。短距離で言えばスプリントでもなくマイルでもない1400mみたいなもの。出来ればこの距離の適正がある馬がベターでスタミナよりも適正を重視。

G1ではエリザベス女王杯が行われるコース。